プレス機比較
熱転写プレス機の様々な違いを紹介
昇華やアイロンプレス機に使う、熱プレス機にも違いとそれぞれに特徴があります。
違いを知って、今自分にふさわしいプレス機を見つけてください。
■電圧の違い
コストが安く、家庭用電源で使えるため、店舗やイベントなどで活躍します。
200Vに比べて熱が上がりづらいため、作業開始までの待ち時間が長くなります。
また、連続運転時に温度の戻りが悪く、昇華では温度低下による色差が出る可能性があります。
プレス機のコテが大きくなれば熱の上りは顕著に出るため、加工するサイズによっては、200Vの購入をおすすめします。
温度が上がりやすく、安定性が高いため、連続運転に強いプレス機です。
盤面が大きくなればなるほど、200Vのプレス機をおすすめします。
電源がとりづらいため、イベントや店舗などでの利用が難しいですが、電源の問題がなければ、こちらがおすすめです。
■手動と自動の違い
値段が安いプレス機に多い形状です。
多くのプレス機が値段を抑えるため、圧力調整がアナログ形式です。
自動プレス機に比べて、連続使用時に作業者の体力を使います。
値段が安いため、初めて導入するプレス機におすすめです。
自動タイプに比べて、機械が壊れる要素が熱源だけという少ない点も魅力です。
ボタン操作でプレスを行います。
圧力をパネル画面上で設定し、安定したプレスが可能ですが、価格が倍以上高くなるため初期導入にはハードルが高いです。
連続運転時、上げ下げをしなくて済むため作業が楽です。
モーター駆動とエアー駆動があります。
■モーター駆動とエア駆動の違い
コンプレッサーが不要なため、音も静かで、ショップの店頭や住宅街でも安心して使えます。
手動のあおり式と同じで、斜めにプレスコテが折りるため、ズレを細かく気にされる場合は不向きですが、よほど精密な商品ではない限りズレることはないです。
垂直におろすことができるため、盤面全体のプレスの圧力に安定性があります。
ただし、コンプレッサーを使用するため非常にうるさく、場所をとるため設置場所を選びます。
主に3P200Vのプレス機が多いため電源確保が必須です。
大型のプレス機で使用されています。
おすすめの選び方・プレス機が初めての方向け

はじめてプレス機を買うならば、手動の100Vプレス機がおすすめ。
使いやすく、安くて始めやすいのが特徴です。
もしアイロンで作業を行っている方ならば、業務用のプレス機に変更して下さい。
おすすめの選び方・昇華のプレス機なら

200Vプレス機がおすすめ。
昇華転写は高温で作業するため、200V導入可能であれば200Vが良いです。
温度を高温で維持し、プレス後の温度の低下や戻りの安定性が高いため、ムラが少ないプレスが行えます。
お待ちしております!